2023年12月09日
2023 第8戦
前回の惨敗男女から約10日、今回は先輩、後輩の3人で平戸へ行ってきました。さすがに若干やりすぎか?とは思いつつ、レッツゴー
今回も相変わらず天候が怪しいです。釣行初日の予報は北東17m、波3m。ダメやん。ホントは上五島に行きたかったけど3人なんで、どこの渡船屋さんの最低出航人数にも足りてないし。
五島は諦めて平戸に向かうことにし、前日からまる銀さん、浜本さんに連絡を取りつつ向かいます。まる銀さんは午前中は風裏のポイントで釣りして、「午後から阿値賀島へ向かう。」と連絡があり、浜本さんは「朝から阿値賀島の足場の高いポイントで出船する。」との連絡で、今回の3人は、カゴ、ルアー、ふかせと釣種が違うため、別々のポイントにあがりたい事、夜は一緒にしてほしいとの要望も聞いてもらえるとの事で浜本渡船に向かうことに。
夜のうちに渡船屋に着き、仮眠をとった3時前に船長が港に到着し、海を見ると「こりゃ、ムリやけん。」とイヤイヤ、分かってましたやん。予報通りやし。ウチは関西から来てるんで時間を無駄にしたくない事、別に阿値賀島にこだわりはなく、午後に海況が落ち着くまで別の磯でもいいことを電話で伝えていたので、「どこかに出れませんか?」と言うと、なんとか出航してくれました。
海は予報通り、なかなかのシケようで船は上下左右に揺れながら阿値賀島に向かいます。途中、後輩は若干の船酔いになりつつも、上阿値賀島の東磯に到着。磯付けもヒヤヒヤです。「ここは何釣の人?」と船長に聞くと、「3人ともやけん」と。イヤイヤ、それも言いましたやん。この時期、ここらの海域ではカゴ釣りで大量のマキエをまくため、カゴ釣りとルアー釣りは一緒にはやれません。その事もあって、「お願いしてたでしょう?」と言うも「聞いてない」の一点張り。「何とかなりませんか?」と聞くも「ムリや」と。そんな言うた、聞いてないの押し問答を船内でしているうちにムカついてきて、とうとうオレも「できるか、できんかどっちやねん!」とカチきれます。その時の返事は「ムリ」やったら、「港に帰ってくれ」と言い、まる銀さんに向かうつもりでしたが、先輩が何とか話をしてくれたみたいで、ルアーのオレだけ別の磯に向かうことになりました。
オレの向かったのは下阿値賀島の東磯。
ここは先に磯着けした上阿値賀島に比べると波もほとんどなく、スムーズに磯へ上がることができました。五島には約10年前に上がったことがあり、その時はカゴ釣りのオキアミにヒラマサが完全に付いてしまい、まさに「ヒラマサ養殖場」になっていましたが、今回はどうかな?と思いながら準備します。潮は下げ潮が効いており、北から南へ程よく流れており、いい雰囲気です。早速ルアーを投げ入れますが、反応はありません。ルアーの種類を変え、大きさを変え、ジグを入れますが反応はありません
あれこれ手段を講じているうちに昼前になり、相変わらず試行錯誤しルアーを投げていると、足元まで数匹の魚がついてきてるのは見えたので、そのまま足元で8の字をやってみると、とうとうHIT!!が、浮いた魚を見ると60~70cmくらいのハマチ
「チェっ」と文句をいいつつ、雑に引き抜きます。すると、魚はいつも通り暴れてフックアウトし海に帰っていきました。「手間は省けて良かったワ」と思っていると、100匹はいそうな大群のハマチが磯を取り囲みます。「これだけ囲まれたら、しょーがないわ」と思いルアーを入れると、すぐにHIT。2、3匹釣って海に返していると大群が去っていき、また静かな海に戻りました。

16時になり、先輩たちが上がった上阿値賀島に向かい合流すると、先輩は朝からヒラマサが連発し、4匹ほど確保し、3匹はタモ入れの失敗とかでバラしたとの事でなにせ爆釣してました。うーん、やっぱり養殖場になっているようです。陽のあるうちはルアーを投げますがアタリなし。先輩のカゴにもアタリはありません。どうやら下げ潮のみに当たるようです。
夜になってクエを狙いますがまったくアタリなし。というか、下げ潮の潮止まり以降、潮は止まったままです。平戸の海域で潮が動かないのには驚きました。「男女では当たり前のように1人3~4匹クエが釣れるのが異常なんやわ」と今更ながら感心し、さっさと寝ます。
翌日は2時に先輩が連絡をとっていたユーチュバーの方が来られ、そのタイミングで磯替えします。といっても、この日は今度は南西に強風が吹く予報なので、先輩たちがいる磯の北側の単独磯へあがります。
2時の磯替えと暗い時間だったので、クエを狙いますが、やっぱり釣れません。1匹だけアナゴみたいなグネグネが釣れたのみでした。そういえば昨日からウツボはいなかったです。この海域にはおらんのかは分かりません。
明るくなってルアーを入れますが、やっぱり釣れません。先輩たちの磯では遠目で見ると、順調にヒラマサが上がっているようです。「なんだかな~」と思いつつルアーを投げていると、完全に陽の上った時間になって昨日と同じくハマチの大群がやってきました。また、しょーがなく「ハマチでも釣るかー」と思い、その時付けていた17cmルアーを投げるも、まさかのスルー。「えっ、なんで?」と別のロッドに付いていた10cmシンペンを投げると1発でHIT。昨日と同じような60~70cmのハマチです。海に返そうとするも、エラを切ったらしく血まみれなので、しょうがなく持ち帰ることにし、タイドプールに掘り込みます。始めのロッドの17cmルアーをララペン150に交換し投げ入れるも、またまたまさかのスルー。「マジか。シンペンだけ?」と思い、今度はガチペン130に交換すると、まさかのルアーの奪い合い。1投1殺でいくらでのハマチがHITします。「マジか!?こいつら2cmを見切るんか?」と驚きます。
ルアーのサイズは単純に長さだけじゃなく、厚みとかの全体的なボリュームが変わるとはいえ、2cmの差で反応が変わるのには大変驚きました。ちなみにアクションはタダ引きだろうがダイビングだろうがスイミングだろうが何でもHITしました。ちなみに17cmルアー、ララペンと違うといえばカラーぐらいなので、ナチュラルカラーの16cmを入れてみましたが無反応でした。
あんまりにもハマチがHITするので、「そのうちヒラマサもHITするやろ!」と気持ちを切り替え、3本だけハマチがをキープし投げ続けていると、またしてもHIT。もう何度目か分からず、ぜーんぶハマチなんで「どうせまたハマチやろ」といい加減はファイトをしていると、魚は手前に突込み、下へ潜ります。この時にヒラマサを確信し、慌ててちゃんとしようとしますが、魚の首振りあっさりフックオフ。やってしまいました。気を取り直し再度キャストすると、またしてもHIT!今度はちゃんとします。魚は今度もヒラマサらしく、手前に突っ込んできます。ロッドのパワーで上にテンションを掛けて、足元まで寄せると、魚はまたしても首を振り、またしてもフックオフ!「なんで~!!」と声が出ます。小さいルアーなんで刺さりが悪いのか、単純にアワセが足りないのかは分かりませんが、簡単にフックオフしてしまいました。更に次のキャストでは、またしてもHITするも、前々での反省から思いっきりアワセを入れると、まさかのスッポ抜け。もはやド素人です。そんなこんなで、せっかくのヒラマサのバイトも無駄にしハマチしか釣れませんでした。
15時に回収になり、先輩とユーチュバーの方の釣果を聞くと、2人とも大爆釣やったみたいで、ユーチュバーの方は90cmオーバーを筆頭に3~4本キープ、先輩も何本か追加したようでした。勝手にオレが思うに、上五島、平戸界隈の水域を周回しているヒラマサは完全にオキアミに付いてしまっており、新しく入ってきたヒラマサかハマチは小さいシラスのようなベイトに付いているようです。実際ルアーマン釣果はカゴ釣りの1/5~1/10程度になっているようでした。
ルアーマンのオレからすると相変わらず残念な釣果になっていまいましたが、先輩は大爆釣で後輩は楽しかったようなので良かったです。今度この時期に平戸に来ることがあったらオレもカゴ釣りしよう。さぁ、気分を切り替えて、来週は隠岐に行ってきます。また予報は悪いけど・・・・。
PS: 今回の渡磯に関して船長とトラブルになりましたが、事前にしっかりと連絡を取って要望はきちんと伝えないといけないなと思いました。今回は先輩とオレが車の運転の関係で交互に連絡していたので漏れがあったのか分かりません。特に今回のようにシケ予報でも出船するときは特に確認が必要ですね。せっかく遠くから行ったのに、何時間も待ちぼうけになるのもイヤですし、無理やり行って危険な目に合うのも、もっとイヤですしね。
まぁ、船長とケンカして得することはないです。今回は先輩がうまくやってくれたのだと思います。ちなみ船長はその後、若船長に変わってましたので特に何もなかったですよ。

今回も相変わらず天候が怪しいです。釣行初日の予報は北東17m、波3m。ダメやん。ホントは上五島に行きたかったけど3人なんで、どこの渡船屋さんの最低出航人数にも足りてないし。
五島は諦めて平戸に向かうことにし、前日からまる銀さん、浜本さんに連絡を取りつつ向かいます。まる銀さんは午前中は風裏のポイントで釣りして、「午後から阿値賀島へ向かう。」と連絡があり、浜本さんは「朝から阿値賀島の足場の高いポイントで出船する。」との連絡で、今回の3人は、カゴ、ルアー、ふかせと釣種が違うため、別々のポイントにあがりたい事、夜は一緒にしてほしいとの要望も聞いてもらえるとの事で浜本渡船に向かうことに。
夜のうちに渡船屋に着き、仮眠をとった3時前に船長が港に到着し、海を見ると「こりゃ、ムリやけん。」とイヤイヤ、分かってましたやん。予報通りやし。ウチは関西から来てるんで時間を無駄にしたくない事、別に阿値賀島にこだわりはなく、午後に海況が落ち着くまで別の磯でもいいことを電話で伝えていたので、「どこかに出れませんか?」と言うと、なんとか出航してくれました。
海は予報通り、なかなかのシケようで船は上下左右に揺れながら阿値賀島に向かいます。途中、後輩は若干の船酔いになりつつも、上阿値賀島の東磯に到着。磯付けもヒヤヒヤです。「ここは何釣の人?」と船長に聞くと、「3人ともやけん」と。イヤイヤ、それも言いましたやん。この時期、ここらの海域ではカゴ釣りで大量のマキエをまくため、カゴ釣りとルアー釣りは一緒にはやれません。その事もあって、「お願いしてたでしょう?」と言うも「聞いてない」の一点張り。「何とかなりませんか?」と聞くも「ムリや」と。そんな言うた、聞いてないの押し問答を船内でしているうちにムカついてきて、とうとうオレも「できるか、できんかどっちやねん!」とカチきれます。その時の返事は「ムリ」やったら、「港に帰ってくれ」と言い、まる銀さんに向かうつもりでしたが、先輩が何とか話をしてくれたみたいで、ルアーのオレだけ別の磯に向かうことになりました。

オレの向かったのは下阿値賀島の東磯。

ここは先に磯着けした上阿値賀島に比べると波もほとんどなく、スムーズに磯へ上がることができました。五島には約10年前に上がったことがあり、その時はカゴ釣りのオキアミにヒラマサが完全に付いてしまい、まさに「ヒラマサ養殖場」になっていましたが、今回はどうかな?と思いながら準備します。潮は下げ潮が効いており、北から南へ程よく流れており、いい雰囲気です。早速ルアーを投げ入れますが、反応はありません。ルアーの種類を変え、大きさを変え、ジグを入れますが反応はありません



16時になり、先輩たちが上がった上阿値賀島に向かい合流すると、先輩は朝からヒラマサが連発し、4匹ほど確保し、3匹はタモ入れの失敗とかでバラしたとの事でなにせ爆釣してました。うーん、やっぱり養殖場になっているようです。陽のあるうちはルアーを投げますがアタリなし。先輩のカゴにもアタリはありません。どうやら下げ潮のみに当たるようです。
夜になってクエを狙いますがまったくアタリなし。というか、下げ潮の潮止まり以降、潮は止まったままです。平戸の海域で潮が動かないのには驚きました。「男女では当たり前のように1人3~4匹クエが釣れるのが異常なんやわ」と今更ながら感心し、さっさと寝ます。
翌日は2時に先輩が連絡をとっていたユーチュバーの方が来られ、そのタイミングで磯替えします。といっても、この日は今度は南西に強風が吹く予報なので、先輩たちがいる磯の北側の単独磯へあがります。

2時の磯替えと暗い時間だったので、クエを狙いますが、やっぱり釣れません。1匹だけアナゴみたいなグネグネが釣れたのみでした。そういえば昨日からウツボはいなかったです。この海域にはおらんのかは分かりません。
明るくなってルアーを入れますが、やっぱり釣れません。先輩たちの磯では遠目で見ると、順調にヒラマサが上がっているようです。「なんだかな~」と思いつつルアーを投げていると、完全に陽の上った時間になって昨日と同じくハマチの大群がやってきました。また、しょーがなく「ハマチでも釣るかー」と思い、その時付けていた17cmルアーを投げるも、まさかのスルー。「えっ、なんで?」と別のロッドに付いていた10cmシンペンを投げると1発でHIT。昨日と同じような60~70cmのハマチです。海に返そうとするも、エラを切ったらしく血まみれなので、しょうがなく持ち帰ることにし、タイドプールに掘り込みます。始めのロッドの17cmルアーをララペン150に交換し投げ入れるも、またまたまさかのスルー。「マジか。シンペンだけ?」と思い、今度はガチペン130に交換すると、まさかのルアーの奪い合い。1投1殺でいくらでのハマチがHITします。「マジか!?こいつら2cmを見切るんか?」と驚きます。
ルアーのサイズは単純に長さだけじゃなく、厚みとかの全体的なボリュームが変わるとはいえ、2cmの差で反応が変わるのには大変驚きました。ちなみにアクションはタダ引きだろうがダイビングだろうがスイミングだろうが何でもHITしました。ちなみに17cmルアー、ララペンと違うといえばカラーぐらいなので、ナチュラルカラーの16cmを入れてみましたが無反応でした。
あんまりにもハマチがHITするので、「そのうちヒラマサもHITするやろ!」と気持ちを切り替え、3本だけハマチがをキープし投げ続けていると、またしてもHIT。もう何度目か分からず、ぜーんぶハマチなんで「どうせまたハマチやろ」といい加減はファイトをしていると、魚は手前に突込み、下へ潜ります。この時にヒラマサを確信し、慌ててちゃんとしようとしますが、魚の首振りあっさりフックオフ。やってしまいました。気を取り直し再度キャストすると、またしてもHIT!今度はちゃんとします。魚は今度もヒラマサらしく、手前に突っ込んできます。ロッドのパワーで上にテンションを掛けて、足元まで寄せると、魚はまたしても首を振り、またしてもフックオフ!「なんで~!!」と声が出ます。小さいルアーなんで刺さりが悪いのか、単純にアワセが足りないのかは分かりませんが、簡単にフックオフしてしまいました。更に次のキャストでは、またしてもHITするも、前々での反省から思いっきりアワセを入れると、まさかのスッポ抜け。もはやド素人です。そんなこんなで、せっかくのヒラマサのバイトも無駄にしハマチしか釣れませんでした。

15時に回収になり、先輩とユーチュバーの方の釣果を聞くと、2人とも大爆釣やったみたいで、ユーチュバーの方は90cmオーバーを筆頭に3~4本キープ、先輩も何本か追加したようでした。勝手にオレが思うに、上五島、平戸界隈の水域を周回しているヒラマサは完全にオキアミに付いてしまっており、新しく入ってきたヒラマサかハマチは小さいシラスのようなベイトに付いているようです。実際ルアーマン釣果はカゴ釣りの1/5~1/10程度になっているようでした。
ルアーマンのオレからすると相変わらず残念な釣果になっていまいましたが、先輩は大爆釣で後輩は楽しかったようなので良かったです。今度この時期に平戸に来ることがあったらオレもカゴ釣りしよう。さぁ、気分を切り替えて、来週は隠岐に行ってきます。また予報は悪いけど・・・・。
PS: 今回の渡磯に関して船長とトラブルになりましたが、事前にしっかりと連絡を取って要望はきちんと伝えないといけないなと思いました。今回は先輩とオレが車の運転の関係で交互に連絡していたので漏れがあったのか分かりません。特に今回のようにシケ予報でも出船するときは特に確認が必要ですね。せっかく遠くから行ったのに、何時間も待ちぼうけになるのもイヤですし、無理やり行って危険な目に合うのも、もっとイヤですしね。
まぁ、船長とケンカして得することはないです。今回は先輩がうまくやってくれたのだと思います。ちなみ船長はその後、若船長に変わってましたので特に何もなかったですよ。